2025年4月15日(火):Synthesizer V 2 AI を使ってみて

3月21日(金)の発売日にアップグレードして、ちょっとトラブルがあったものの何とか使えるようになり、今日に至ります。
わりと最近までかなり深刻なレベルの不具合に悩まされていたのですが、僕の使い方ではわりとまともなレベルまで解消されました。
開発スタッフの皆様、本当にご苦労様です(* >ω<)=3


Synthesizer V AIはついなちゃん運営様のTwitterプレゼントでテトさんの中の人のサイン入りソフトが当選して使い始めたのですが、第一印象は「UIがごちゃごちゃして見辛くて使いにくい」でした。
反面、サクサク快適に動くのにクオリティも高く、「こりゃすごいソフトだなあ」とも思いました。

歌声のキャラも、GUMIや音街ウナ、桜乃そらといったVOCALOIDからの移籍キャラもおり、MMDにおいてVOCALOIDからの素材が使えて、かつSynthesizer V AIからのキャラも公式でクオリティの高いモデルを用意してくれていたのもあって、MMD制作においても重宝しています。


そしてSynthesizer V 2 AIの登場と相成ったわけなのですが、元々かなり高いクオリティだったのに、劇的にとまでもいかなくともクオリティも上がったように思います。

まず、UIが少し見やすくなりました。
僕はCeVIO AIをメインに使ってるのですが、CeVIO AIに比べると全体的に文字が小さくごちゃごちゃしてて見辛かったのです。
VOCALOID 5 Editerも最初はそんな感じだったけどアップデートで見やすくなったのに対し、Synthesizer V AIは改善されませんでした。
おそらく「作ってる方が」使いやすいUIなんだと思います。
VOCALOIDやCeVIO AIに比べると、上級者向けの印象を受けるのもそのためかなあ、と。

次に、Synthesizer V AI(SV1)のキャラの互換音源が意外と良かったです。
「SV1とちょっと違う感じになる」と聞いていたので不安な面もあったのですが、ベタ打ちがメインの僕的にはむしろ良くなったんじゃないかという印象を受けました。
ただ、SV1で気になってた「なんか中国語?ぽい訛りのある日本語になる」点は本日時点で改善されてないですね。
SV2では今のところそれを感じないので、SV2化待ちかなあ・・・。

逆に謎な仕様に感じたのが、なんかノートがある区画が枠組みされてて、これの枠外のノートが発音されないんですよね。
SV1から読み込んだファイルのうちいくつかが最初の少しの小節以外が枠外になってて再生されず、この仕様に気付くまで不具合かと思いましたよ(´・ω・`)r
これ、いちいち手動でぐいーってやらんといかんのでめんどいです。

そして一番の残念なところが、「複数の言語を1トラックに納められない」です。
僕がいつも使ってるCeVIO AIやVoiSonaだと、日本語と英語を1つのトラックに混在させられるのですよ。
ところがSynthesizer V AIは言語別にトラックを分けないといけないので、これが面倒なんです。
複数の言語が混在する歌だけでなく、例えば日本語のみでもちょこっと発音を英語っぽくさせたいときとかもいちいち別のトラックに分けないといけない、これが本当に面倒なんですよヽ(;´Д`)ノ
コーラスパートだとそもそもの歌詞量が少ないのでまだがんばる気になれますが、メインヴォーカルは面倒です。
僕はCeVIO AIでまずデータを作るので、いちいち複数トラック化させる手間を考えたら、おのずとメインヴォーカルはCeVIO AIやVoiSonaでいいか・・・ってなります。
Synthesizer V 2 AIでも改善されなかった事から、そもそもの仕様上無理なんでしょうね。残念です。


そんな感じで、僕としては「音質的に良いツールだけど、やはりメインはCeVIO AI&VoiSonaかな」になります。

Synthesizer V AIは「自分で色々と調声して作り上げていく」タイプの方には良いと思いますが、僕みたいに「面倒なのでベタ打ちのままで」って人には向かないかなあ、と。
CeVIO AIやVoiSonaは、Ver.2.0になって大幅にクオリティも向上し、ベタ打ちでも十分に生声感が出ますからね。

合成音声界隈は色々と激変してますが、果たして今後はどうなってゆくのでしょうか。

(C) 1999- YASUTAKA